韓国のSNSで拡散されている文章を翻訳し、掲載します
アメリカ独立記念日の前日、ワシントンDC時間で7月3日の朝、韓国時間で7月3日夜11時頃、UCI訴訟の完全終結を告げる判決が下されました。
破綻寸前の家庭連合に、アメリカ発のバンカーバスターが一発、見事に炸裂した形です。
天文学的な費用をかけ、実に14年も続いた末に、ワシントンDC地方裁判所(以降、DC裁判所の歴史に刻まれるべき訴訟がついに幕を下ろしたのです。
この訴訟で一時、家庭連合は自分たちが勝ったと大騒ぎしたことがありました。
尹煐鎬(ユン・ヨンホ)氏が出てきて得意げに冗談まじりに話していましたが、尹氏は近々刑務所行きになるかもしれません。
実際、UCI訴訟で文顯進会長側に不利な判決が出たこともありました。
しかし、これはむしろ「禍を転じて福となす」結果となりました。
UCI側は控訴し、2022年8月25日にワシントンDC控訴裁判所(以降、DC控訴裁判所)で第一審判決が完全に覆されました。第一審(DC地方裁判所)での判決は第二審(控訴審)で破棄され、DC地方裁判所に差し戻しとなり、UCI側の第二審勝訴が確定したのです。この時の判決の主な理由は、アメリカ憲法修正第1条に基づき、UCIのケースは裁判の対象とならない、というものでした。
上級裁判所(控訴審)の破棄差し戻しの決定に従い、DC地方裁判所は再び審理を開き、2023年8月28日に上級裁判所(控訴裁判所)の判決内容をそのまま確定させました。UCI側の完全勝利でした。
ところが、家庭連合はこれを不服とし、DC控訴裁判所に再び控訴を行いました。
同じ控訴裁判所に、今度は家庭連合側が控訴したのです。
(正直、DC控訴裁の判事たちは同じ案件をまた持ってこられて少し苛立ったのではないかと思います—個人的な意見です)
控訴した家庭連合側の主張は、DC地方裁判所の決定を棄却してほしいというものでした。
こうしてまた2年の歳月が流れました。
そして2025年7月3日、DC控訴裁判所は家庭連合の請求をすべて棄却し、第一審地方裁判所の判決を最終的に確定しました。
これにより、ワシントンDCにおける家庭連合が起こしたUCI訴訟は、UCIと文顯進会長の完璧な勝利として完全終結しました。
では、家庭連合はここで敗北を認め、これ以上訴訟を続けないのでしょうか?
おそらく、そうならない可能性が高いです。
そこでChatGPTに、家庭連合に残っている法的な手段があるのか尋ねてみました。
AIの回答は、家庭連合に残された最後の一枚のカードは、今日から90日以内にアメリカ連邦最高裁に上告することだというものでした。締切は10月1日です。
連邦最高裁が審理するかどうか判断するのに3〜6ヶ月かかるそうです。
問題は、審理許可の可能性ですが、1%以下で非常に低いとのことです。
その理由は、国家的に法的争点がある場合(国家的案件)や、州ごとに下級裁判所間で判例が衝突している場合(同じような審理で異なる判決が地方裁判所で出された前例がある場合)にのみ、連邦最高裁の審理が許されるからです。
選択は、いま家庭連合に委ねられています。
採用される可能性がほぼゼロの最高裁上告のために、また数ヶ月を引き延ばし、莫大な弁護士費用を浪費し、信徒たちに無意味な祈祷を強いるのでしょうか?
数ヶ月前の2025年2月13日、金振春(キム・ジンチュン)氏が清平の徹夜集会映像に登場し、「ホーリーマザーハン」の普遍化・世界化のためにUCI訴訟に必ず勝たなければならないと語りました。「お母様」がとても強調されたとのことです。そのためにアメリカ8大都市を回り、6ヶ月間「合心共鳴祈祷」を行ったと言います。「今日は裁判の行われる場所に行って祈り、連邦裁判所の前でも、国会でも、ホワイトハウスの裏でも、法廷の前でも祈ったそうです。だから驚くべき天運が共にあり、UCIは原理と摂理と天倫を否定したので必ず負けるだろう」と語りました。
一つのコメディ劇に他なりません。
ある日、金振春氏がUCI訴訟の責任者になったと聞いて冗談かと思ったのですが、実際に彼が映像に登場してこうした報告をしているのを見て、誤情報ではなかったことが分かりました。神学者である彼がUCI訴訟の責任を負うことになった背景を聞いて、さらに笑ってしまいました。
ChatGPTにUCI訴訟に勝てるか尋ねたところ、可能な方法があると答えたそうです。それを「お母様」に報告したところ、アメリカに行って調べてみなさいと言われたのだそうです。
どこまで信じるべきか分かりませんが、あちらの状況を見ると十分あり得る話です。訴訟すら「合心共鳴祈祷」で勝てると信じる者たちだからです。
こうした荒唐無稽な主張を聞いても、無知な信徒たちは依然として騙され、拍手を送り、この手の人間たちが韓鶴子女史に期待感を吹き込みながら、金と地位を食い潰しているのです。
金振春氏や李基誠(イ・ギソン)氏のような者たちが、今後どのような嘘を並べるのか、引き続き注視し、すべてを記録に残していきます。そして、彼らが語った内容は、後日、騙された信徒たちが彼らを裁き、歴史が彼らを裁くことになるでしょう。
神の原理と摂理、天倫を踏みにじった者たちは、UCIと文顯進会長ではなく、まさに金振春氏やや李基誠氏のような者たちです。
天の裁きと天罰が独生女教団(旧統一教会)に下っていることは、世間の幼い子供たちですら知っているのに、ゾンビのように毎晩スクリーン前に集まる統一教会の人々だけが、それを知らないのです。だからこそ、哀れな信徒たちを救い出す最後の手段を使うしかないのです。
たとえ家庭連合が連邦最高裁カードを使ったとしても、早ければ今年中にUCI訴訟は完全に終結します。原告である日本の旧統一教会にも、今年中に解散命令が下される見通しです。韓国での特別検察の調査も今年中に終結するでしょう。
これらすべてが終われば、その時から、天からの裁きの請求書が、神様の摂理の方向性を歪曲し、妨害した張本人たちに飛んでくるかもしれません。
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