家庭連合の本部と現場牧会者の間で、深刻な内部対立が表面化しています。論山家庭教会の韓・インス牧師が礼拝で行った現指導部批判をめぐり、本部は「職務停止処分」を下した一方、改革を求める祝福家庭側はこれを「不当な弾圧」として激しく反発しています。この内紛劇の背景にある教団の深刻な実態とはどのようなものなのでしょうか。家庭連合指導部による韓・インス牧師への処分と教団の深まる危機を検証します。
1. 韓・インス牧師の「告発説教」と本部の処分
事の発端は、2026年7月26日に忠清南道・論山家庭教会の韓・インス牧師が行った公式礼拝での説教でした。
韓牧師は、教団指導部が天の摂理や総裁の安寧よりも、自らの既得権益の維持に執着していると厳しく批判。さらに、原理から逸脱した「独生女」教義への変質や、現場の牧会者・信徒に犠牲を強いる体質を「良心の叫び」として告発しました。
これに対し、家庭連合本部は8月3日付の公文(世家韓本 第2026-160号)を通じ、韓牧師に対し「暫定職務停止」および「懲戒委員会付託」を一方的に通告。牧会活動を全面的に禁止し、職務代行者を派遣する強硬措置に出ており、「真実の口封じではないか」と内部からの批判がさらに高まっています。
▼韓・インス牧師の告発
https://www.youtube.com/watch?v=cT4PVagRReI
2. 教団を未曽有の危機に追い込んだ現指導部の責任
改革派や一部の祝福家庭の会からは、「真に処分されるべきは現場の声を踏みにじる指導部である」という声が上がっています。彼らが指摘する現指導部の問題点と教団の現状は以下の通りです。
日本教会における解散命令:長年の組織的・過度な献金徴収により被害者を生み出し、日本の裁判所から宗教法人の解散命令という不可逆的な司法判断を下されたこと。
韓国における司法リスクと資産凍結:背任や横領、収賄などの重大な不正疑惑により捜査・起訴が相次ぎ、韓鶴子総裁の重い刑事判決が目前に迫っていること。さらに、2026年8月5日には文化体育観光部により教団資産が凍結される前例のない事態に発展したこと。
教団をこうした破滅的状況に導いたのは現指導部の責任であるにもかかわらず、その失政を批判する牧師を力ずくで排除しようとする姿勢に対し、内部からも冷ややかな視線が向けられています。
3. 泥沼化する内部対立と今後の行方
「家庭連合の正常化と良心の声を守る牧会者・祝福家庭一同」と「家庭連合正常化のための祝福家庭の会」は声明を出し、本部による韓牧師への処分を「盗人猛々しい対応」と断じ、以下の要求を突きつけています。
・韓・インス牧師に対する職務停止処分の即時撤回(および論山教会信徒による職務代行者派遣拒否)
・現指導部の全面的な悔い改めと即時総辞職
・全国の牧会者・祝福家庭による連帯と教団正常化への決起
外部の司法・行政処分(法人の解散や資産凍結)に加え、内部からの激しい退陣要求に直面している家庭連合指導部。このガバナンスの崩壊と内紛が、教団の存続そのものにどのような影響を与えるのか、引き続き厳しい目が注がれています。
1件のコメント
堤 昌功 · 2026年8月9日 9:41 PM
頑張れー!!。☺️